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【LOVE】失恋した時に聞きたくなる洋楽 NY Brooklynのアーティスト”Wet” 特集

Wetというアーティストをご存知でしょうか。

ブルックリンを拠点に活動するバンドです。

以前は3人でしたが2017年にギターのMarty Sulkowが脱退し、今はKelly ZutrauとJoe Valle の2名になりました。

彼らの作り出す音楽のほとんどは恋愛が関連していますので、女性に人気があるように思います。

また、ボーカルのKelly Zutranの声がとてもキレイで心に響きます。

 

5年前の記事になりますが、Billboardの記事でも紹介されています。

www.billboard.com

 

このインタビュー記事でメインボーカルのKelly Zutranがこう言っています

The songs that Wet has released thus far are all "breakup songs, at least superficially," says Zutrau

「Wetがこれまでにリリースした曲はすくなくとも表面的には別れの曲です。」

こう彼女が話しているように、彼らの曲には別れを表現した曲や恋人との別れを恐れるような曲が多いです。

 

そんな彼らの曲は3年前にわたしが大失恋した際にも力になってくれました。

失恋を経験して分かったのですが、本当に落ち込んでいる時に無理矢理気持ちを上げようと明るくなるような曲を聞いても実は逆効果で、余計に苦しくなってしまいます。

それよりも、今はこの落ち込んだ気持ちに向き合って、とことん悲しみに浸ってから徐々に浄化させるほうが回復できるのです。

そんな時に彼らの曲はわたしに寄り添ってくれました。

 

当時リリースされたアルバム『Don't you』の中から

わたしのイチオシをご紹介します。

 

① It's All in Vain 

www.youtube.com

[曲の内容]

恋人からの愛情を感じられず別れを決意するものの、未練がありなかなか断ち切れない様子が表現されています。

"I don't believe you when you say you love me most and when you tell me I'm the only one"

「あなたが一番好きで、唯一無二の人と言ってくれても信じられない」

とあるように、甘い言葉を口では言ってくれるものの、態度からは真の愛情が感じられないという葛藤を歌っています。

”When you say you'll never leave me know it's all vain and these memories, they will haunt me wherever I go"

「あなたを絶対に離さないなんて言う。そんな言葉虚しいだけと分かっている。でもそれらの思い出たちが自分がどこへ行こうともつきまとう」

恋人の元を去ろうと決意するが、「ずっと離さない」などと言われた記憶が蘇り、そんな言葉は虚しいことだと分かっているのになかなか振り切れない様子を歌っています。

 

② All the Ways

www.youtube.com

[曲の内容]

恋人と離れて一人きりになどなりたくないけれど、いつもこの関係が終わる可能性のある全ての方法を考えずにはいられない気持ちが表現されています。

これは推測ですが、恐らく過去に恋愛のトラウマを抱えており、新しい恋人と同じことを繰り返さないように慎重に付き合っている様子が伺えます。こんなことをしたら別れるかもしれないという思いが常にあるため、新しい恋人の前で本当の自分をさらけ出すのが難しいことが歌詞全体から伝わります。

 

③ Weak

www.youtube.com

[曲の内容]

この曲は人それぞれの解釈があると思いますが、わたしは

”Please don't leave me" 「どうかわたしを離さないで」

という歌詞からも分かるように恋人のことが好きすぎて、恋人が自分の全てであり依存しているため、もし恋人がいなくなったら自分を保てなくなるという脆弱さが表現された曲になっていると思います。

 

 

以上がわたしのイチオシです。

でも正直、Wetの曲って全部いいんです!

ぜひ一度、全部の曲を聞いてみて欲しいです!きっとあなたも気に入るはず。

なんと言ってもボーカルのKelly Zutranの声がすごくクリアでキレイでずっと聞いていられます。

 

失恋って人生が終わったと思うくらいツラいですよね。

でもね2年も経ったらケロっとしてますから。

これ本当です。

私達人間って強いですから。大丈夫ですから。

今は無理に元気を取り戻そうとしないで、Wetの曲でも聞きながら

ゆっくりでいいのでいつもの魅力的なあなたを取り戻しましょう。