【LIFE】ホームステイしてよかった 28歳からのワーホリ生活
ワーホリへ行く人の悩みの1つとして
どこにどのような形式で住むのか問題があるのではないでしょうか
自分で部屋を借りる
シェアハウス
ホームステイ
etc…
でももし初めて海外に住むのであればホームステイをオススメします
理由
- 日本では味わうことのない文化の違いをダイレクトに感じれるため
もちろん他にも
家でも英語が練習できる ファミリーを通じて地元の人々と知り合える ファミリーがいることによって知らない土地でも安心感があるなどメリットは色々ありますが
個人的には異文化を全身で感じれることが一番の醍醐味だと思います
シェアハウスではほとんどの場合が留学者同士で部屋を共有し どうしてか同じ民族同士で住む場合が非常に多いので
こんなにも異文化にダイレクトに触れられる機会はそう多くないのが現実…
なのでチャンスがあればホームステイをしてみてはどうでしょうか
〜わたしの場合〜
バンクーバーへ着いてからはじめの3ヶ月はホームステイしていた
エージェントからの事前情報によると
フィジー出身のパパとママとカナダ生まれ26歳息子の3人暮らし
ママは料理が大好き
食事に関して牛肉、豚肉は食べないけれど買ってきて個人的に食べるのはOK
とのことだった
情報がこれだけだったのでふーんくらいに思っていたのだが
実際 ホームステイ先に到着し玄関に足を踏み入れた瞬間衝撃がはしった
心の声:え、、、ガネーシャだらけやん、、、
そう玄関がガネーシャの置物やポスターで溢れかえっていたのだ
家に26歳の息子ケビン(歌手のMiguel似)しかいなかったようで ケビンが一通り家の中を案内してくれた
途中ケビンのお気に入りだというベランダに出た
そこにキレイな布が干してありわたしが目線を向けていると
「These are saris」
『あれらはサリーだよ』
心の声:え、サリー?!!!
この瞬間全てを悟った
今夜はカレーだなと…
ヨミ
よみは的中した
彼らはインド系カナダ人でヒンドゥー教徒であった
だから牛肉も豚肉も食べない
フィジーのことを全く知らなかったのだが イギリスの植民地時代に労働者として多くのインド人がフィジーへ移住らしく 彼らはその子孫でフィジーから移民したとのこと
そうこの日からわたしはバンクーバーにいながらにしてインドの文化にも触れることになる
そしてやっぱり夕食の9割はカレーであった
インスタに毎回カレーの写真ばかりあげるので 友達からは「あなたデリーなうでしたっけ?」と聞かれるほど
ただママは毎日色んな種類のカレーを
市販のルーなど一切使わず 全てイチから作ってくれた
カレーにライスかトルティーヤが付くのだけれど
トルティーヤいたっては石臼で粉をひくところから始まる
美味しくないわけがない
なんなら人生で一番おいしいカレーだった
スパイシーだけれど辛すぎるわけでもなく絶妙な味わいのカレー
海老カレーwithトルティーヤ 絶品!!!
ほうれん草カレーwithライス はい、絶品!!!
パパやママは必ず食事前にお祈りし
眉間に何かを塗って食事をしていた
そして右手だけを使って食べる
心の声:テレビでしか見たことないこんな光景!
パパとママ同士はヒンドゥー語で会話し
ケビンとは両方で会話し
わたしには英語で会話する
これが彼らにとっては普通のことのよう
パパとママはバンクーバーに来てから英語を学んだらしく訛りがあるが
ケビンはバンクーバー生まれバンクーバー育ちのため英語のネイティブ
ヒンドゥー語は理解はできるけれど英語ほど話せないと言っていた
こういうことは全く珍しいことではないらしく移民の多いこの町では至って普通のことらしい
今やネットやらYoutubeやらで文化の違いを知る機会はあるけれど
これらの経験は日本でネットやYoutubeを見てるだけじゃ味わえなかったものばかり
とても面白い経験だった
英語ができなさすぎてファミリーとの会話もままならず彼らを避けてしまう日もあったし
人様のお家なので気をつかう場面も多々あったけれど
本当にやってよかったと今でも思う
✩バンクーバー ホームステイ情報✩
移民が多い国のため様々なバックグラウンドを持った人々のお家にステイすることが殆ど
1ヶ月の費用 日本円で約7〜9万円(2015年時点)
わたしの場合は1ファミリーに留学生はわたし1人であったが 場合よっては1ファミリーに複数人の留学生がいることがある